Jリーグ誕生秘話

 NHKプロジェクトXより。実は2002年4月、つまりワールドカップ直前に放送されたものの再放送であったが、26歳で病に倒れ、その後人工透析を4000回もうけることになった木之元氏がJリーグ創設の牽引となったこと、そのきっかけが天才ストライカーと呼ばれた職場の後輩の永井氏のためであったこと、三菱の森氏がその木之元氏をJSL(当時のサッカーのトップリーグ)の事務局に招いたこと、そしてプロ化に向けて川渕氏が木之元氏から説得されチェアマンになったこと、鹿島にジーコを呼ぶように進言したことなど秘話の宝庫であった。トヨタが最初に企業名をはずしたのは、やはりトヨタカップというクラブ世界一の試合のスポンサーであったことも大きいのかな。
 前回放送後、ジーコが代表監督になり、なんだかんだいっても今年のアジアカップで優勝し、WC2006のアジア最終予選に進出している。そして、番組で紹介された鹿島のような盛り上がりは、浦和や新潟、仙台、そして草津や徳島など各地で見られるようになっている。