いつみても波瀾万丈、都はるみ

 今回は都はるみの1時間半の特集。印象に残ったのは、最初は詩を書くつもりがなかった星野哲郎氏が彼女の声を聞いてわずか1時間半で「アンコ椿は恋の花」を書き上げたこと、「北の宿から」の歌い出しのアレンジは「神田川」のイメージで行ったこと、そして一度引退した彼女が復帰するきっかけが「愛の賛歌」などで知られるエディットピアフのドキュメンタリーであったこと、いずれも興味深い話であった。