女子フィギュア

 予想完全にはずれました。村主さんはソルトレイクから1つ順位を上げましたが、スルツカヤの転倒は驚きました。
 荒川さんのスケートはすごかったですね。落ち着いた滑りで見事な金メダル。直前のプログラム変更が大いにプラスになりましたね。イナバウアーは大いに盛り上がりました。ジャンプも決まり、なめらかなスケーティングでスタンディングオベーションも納得。やはり一度世界一になった曲ということでのびのび出来たのでしょうか。本人だけでなく、多くの人にとってトゥーランドット誰も寝てはならぬ)は忘れられない曲になりそうです。そしてNHK刈谷アナの実況も良かった。栄光の架橋(体操)に続く金メダルの実況ですね。
 スルツカヤは最終滑走でかえって緊張したようです。それにしても上位4人が2回目以上の出場で、しかも全員20代というのは、久々ではないかな(この3大会15-17歳の金メダリスト)ということで見応えありました。
http://www.nbcolympics.com/results/1501425/detail.html
 上が公式の得点表ですが、イナバウアーの直後の3−2−2回転の配点が大きい。会場が大いに盛り上がっていたが、このジャンプが決まって、メダルを決定づけたと言うことでしょう。サーシャコーエンは、転倒の減点は、Deductionsの1点とともに、ジャッジの技術判定で6点近く引かれています。最終的な差が8点なので転倒がなければかなりもつれていたかもしれません。転倒した割に点数が高いのは技術の基礎点が高かったのですね。
 村主さんの得点がSPに続いてフリーでも低いように感じました。思ったより技術の基礎点が低くあまり上積みがなかったのが残念ですが、それでも4位はすごくがんばったと思います。